通院日記-父親と-

金曜日の夕方、病院に電話をかけてドクターと話しました。私は「やっとこさ、明日(土曜日)、父親とそちらに伺います。よろしくお願いします」と言いました。そして「父親の隣では、何となく話し難いので、出来れば分けてほしいですが・・・」とお願いをしました。すると、ドクターは「分かりました。明日は検診があったりして、バタバタしたりしとると思うけど、ええかな?」と言ってくれました。私のお願いを聞いてもらって、本当にありがとうございます;

そんなこんなで、土曜日に父親と病院に行ってきました。車で病院まで行ったんですが、あまり話をしませんでした。父親は何だか少し緊張しているような感じでした。私も不安で緊張していましたが。。

診察までの待ち時間は、結構長かったです。そして、看護師さんから「診察まで時間がまだありますので、マッサージしましょうか」と言われ、久し振りにウォーターベッドマッサージの上に乗りました。やっぱり気持ち良いですねえ。相変わらず、私の他にはおじさん・おばさん達がウォーターベッドマッサージに乗っていましたが(苦笑)。マッサージ時間はいつも通りで、大体12分くらいでした。

マッサージが終わってから少し待って、ドクターに呼ばれ、ようやく診察に入りました。いつも通りに挨拶をして開始しました。私はドクターにいきなり質問をしました。「前にここに来た時に、私は先生に「お母さんに自分の思っていたことを話して、分かってもらえなかった。それから、ずっと泣いていて、どうしていいか分からなくなって、未遂をした」という話は、しましたか?」と質問しました(苦笑)。健忘です。。話したような話していないような・・・さて、どっちだ?と思って、思い切ってドクターに聞いてみたんですがね。私の質問に、ドクターは「ああ、はい。聞いた聞いた。それで、入院したいとかって話してたよね?」と答えてくれました。大丈夫でした。私はドクターに、ちゃんと話していました。良かった・・・(苦笑)。

「いきなり、そんな質問をしてすいません;言ったか言ってないか、あまり覚えていなくて」と私が謝ると、ドクターは「いや、全然いいよ(笑)。そういうこともよくあるからねえ」と言ってくれました。それから、お母さんが分かってくれないということについて少し考えた結果を話しました(「お母さんは、家のことや父親のことや仕事のことで、いっぱいいっぱいの状態だから、分からなかったんだと思います・・・」)。そして、そうやって考えたことをお母さんに話したことも話しました。ドクターは「うん、そうやろうねえ・・。お母さんは、表情からして疲れてらっしゃったからなあ」と言っていました(ドクターは、一度お母さんに会ったことがある)。

次に、ドクターから私へ質問がきました。「あれから死にたいとか、そういう願望は出てきてる?」という質問でした。私は「出てきていますが、前よりは減ったと思います」と答えました。更にドクターから「それは、どういう時に思う?」と質問をされました。「朝起きてやる気が空っぽで嫌になってきてそう思ったり、不安になってくると駄目です」と私は答えました。

それから薬について話しました。「最近、コンスタン(不安時に飲む頓服)を飲む回数が増えてきた気がしています。普段、なるべくコンスタンを飲まないようにしていたので;」と私が言うと、「うーんと、何回くらい飲んでるの?」と聞かれました。私は「えと、2〜3回くらいですかね」と答えました。多くて3回くらい飲んでいる時があったんですよ、実は(苦笑)。それで少し心配でして;でも、「あ、それくらいなら大丈夫やね。コンスタンは、3回までいいから」とのことでした。いやあ、良かったです;

「それから、パキシルからトフラニールに変わって良かったんですが、眠くなるんですよ(苦笑)」と少し訴えてみると(ぉ)、ドクターに「うーん・・・焦ったりはしない?眠くなるだけ?」と聞かれました。私は「焦ることはなくなったかなあ。ただ、眠くなるだけです;」と答えましたら、「眠くなるのはなあ・・・うーん・・薬に慣れたら、大丈夫やと思うんやけど・・もう少し様子見てくれるかな?」と言われました。ノォォォォ・・・・!!トフラニールの副作用の眠気は諦めることにします。・・・ううう。

「最近、朝起きると胃が痛いです」と話すと、ドクターに「漢方は飲んでる?」と質問され、「飲んでます。ただ、食前に飲むのを忘れて飲まなかったりする時もありますが(苦笑)」と私は答えました。「あ、飲むのは食後でも大丈夫だよー(笑)」だそうです。いいんかよ。

それから血圧を測り、体温を測りました。血圧は相変わらず低血圧でした。上が103で、下が56だったと思います(うろ覚えです)。熱は、37度4分くらいでした。最近、こんな調子で微熱が出続いてます(苦笑)。身体しんどいです。「今飲んでもらってる漢方は、熱を下げる効果もあるから飲んでね」と言われました。ハイ、飲みます!飲む量、多いですけど。

そしてすぐ近くのベッドの上に横になり、針治療とお腹をあたためました。今回の針治療はグレードアップしました。両足の甲と両手の甲に針を刺され
ました。地味に痛かったです(苦笑)。頭のてっぺんも刺されました。これは場所を間違えなければ痛くはないです。更に、両足と両手の針の上に灸を置かれました。地味に暖かかった。そして「舌を見せて」と言われ、べーっと見せると「あー胃、荒れてるね・・・」と言われました。それからカーテンで囲われて、父親とドクターの戦い(?)がスタートです。すぐ近くで聞けるようにと希望して、近くのベッドで寝てましたから(父親はそのことを知らなかったと思いますが)。ちゃっかり者です。

ドクターが父親を呼び、挨拶を交わし、父親からドクターに話し始めました。最初は、お世話になってます。ありがとうございます、というような初歩的なことを言っていました。次からがキツかったです(苦笑)。

「あの子(私)は甘ったれているし、それなのに身体がしんどい、落ち込むっていうのは納得がいかない」とか「自分が怒った時、あの子はどうしてそんなことをしたのか言わない。理由を言ったら怒られると思っているからでしょう」とか「自分が仕事に出ている時間が多いからというのもあるでしょうが、あの子が何をしたいのか、何を考えているのか分からない」とか「学校には、這ってでも行かせたい。うちんとこの坊主(兄のこと)は、高熱が出ていても目標があったから行っていた。でも、あの子は違う。目標が何もないのか?と思う」とか色々なことを言っていました。

ドクターは「ひとりひとり、違いますから。そこは配慮して頂きたいです。家族の理解も得られないと、こういう精神的な病気みたいなものは治りが遅くなりますので」とか色々と父親に話して下さっていました。あまり覚えていなかったりします。カーテンに囲われたベッドの上で泣いていました。

甘ったれていることについては否定しないけれど、自己嫌悪しています。それで甘ったれているところが直るのかと言ったら、そうではないけれど。。やっぱり、甘ったれていますよね・・・こういうところ(苦笑)。それから、怒られた時に理由を言わないのは、父親には分かる筈がないと思っているからですかね。自分のなりたいものもあるし、目標もあるけれど、それは学校の勉強とは関係ないと思っています(苦笑)。反論をしたくなったけれど、しても仕方がないか・・・と思ってしまったり、何が正しいのか誰が間違っているのか分からなくなりました。

父親とドクターの話が終わり、カーテン囲いの中にドクターが入ってきて、針を抜き、お腹をあっためていたものを取られました。その時も泣いていました(苦笑)。でも、ドクターは何も言わずにそっとしておいてくれました。カーテン囲いの中で、しばらく泣いていました。その間に、父親は外の薬局に行って私の処方箋を貰いに行っていたみたいです。父親と顔を合わせたくありませんでした。そういう訳にもいかないので、何とか自分を泣き止ませて、会計を済ませて、父親の待つ車の中へ行きました。

助手席に座らず、後部座席に座ろうと思ったら、大量の荷物が置いてあって座れなかったので、結局・・・助手席に座りました。そして、父親から薬を受け取り、また泣いていました(苦笑)。よくもまあそんなに涙がぼろぼろ出てくるなあ、という感じなんですけれども。。

家に向かっている中、兄にメールを送りました。返事は長文でした。それはちゃんと考えて考えて書いてくれた返事なんだなあと思って、少し嬉しかったです。この日記に載せたいような気もするけれど、それは無しの方向で。

父親に私が私自身の深い話をするということは、もう何年もしてないです。話したくないのと、さっきも書いたように分かる筈がないと思っているからなのと、あともうひとつ理由があります。これを父親自身にぶつけてしまったら、もしかすると家庭が崩壊するんじゃないかと思うと、出来ません。このまま話せないままなのかもしれないです(苦笑)。

結果はアウトでした。兄は「とーさんは、どうしていいか分からんだけなんとちゃうかな。今はさ。急に分かってもらおうとせんと、時間をかけていけばええんちゃうかな。多分、今回のことで何かは感じている筈やしさ」と言っていました。何か変わるといいんですけれども。「当たって砕けた」感がして、まだ私は再生不能です(苦笑)。・・・大分マシにはなってきていますけれども。嗚呼。

こんな感じでした。粉砕です。

処方箋は火照り取りのカプセルが無しになっていました。朝・夕に漢方薬の錠剤タイプを9錠、トレドミン1錠、トフラニール1錠。

・・・・ど、ドクター、漢方の錠剤を1回に9錠て。大量に飲めば良いってもんじゃなくないですかね?そ、そんなに単純なもんなんですか;