通院日記 10/31

えーっと、かなり長いので「続きを読む」を使います。読みたいという頑張り屋さんな方は、「続きを読む」を参照でお願いします。
予約時間通りに行けた。気分がそわそわしていたけれど、待ち合い室で持参した雑誌(Soupの今月号)を読みながら、順番を待つ。雑誌を読む合間に、「どう話したらいいの?」とお母さんに話したりした。「最近のこと聞かれるんじゃないの?」と言われ、そうなんだけど・・・私はそれをどう話したらいいか分からないんだー; なんて言っても、どうにもならないと思い、「うーん」とだけ返事をした。前の病院には、約1年近く行っていたから、どう話すかの流れみたいなのが出来ていたから、今の病院ではどんな感じなのかまだ分からなくて、そんな風に(どう話したらいいのか)思っていた。話したいように話す、というのは、案外出来るようで出来るものでもない。。

順番は2番目。予約してあると、受診する順番がこんなに早いのかと思う。そのうち、この早さが当たり前になっちゃうんだろうな。まあいいけど。

ドクターは、カルテ(?)を見つめ、「えーっと、杏子さん(本当は苗字で呼ばれている)は、この前の時は、前の病院から変わることになって、突き放された感じがするって言っていたんだねえ」と、前回のおさらいみたいなことをする。私は「あーはい」と返事する。「あ、病院の名前は、○○でー・・よかったよね?」と病院の名前を確認される。「そうですね」と言う。口下手全開。

「前に行ってた病院は、1年近く行っていたので」と、ドクターに話す。「あーそんなに行ってたのかあ。前の病院は、どういう症状で行っていたの?」と聞かれて、「鬱ですね。あ、でも、鬱とは言われていなくて、抑うつ自律神経失調症って書かれてました」と答えた。ドクターは「なるほど、抑うつ自律神経失調症ね」と復唱しながら、カルテに書き込みをしていた。

「それで、最近はどうですか?」と聞かれる。昨日の夜のことを話した(一年前と根っこの部分が変わっていなくて、すごくそれが嫌で自己嫌悪しまくって、3時くらいまで眠れなかった)。それから、「自責してしまう・悲観してしまう、というのを直したくて、頑張っていたつもりだったんですけど、結局はそれは上辺の部分でしか出来ていなくて、落ち込んだ時に自責・悲観が強くなります」と話した。続けて、「自分のこういう話は、人に話したりすると、話した相手に重荷になると思っているので、重荷になるのが嫌なので、あまり人に話せなくて、スクールカウンセラーの先生1人と、あとは・・友達1人に話を聞いてもらってます」とも話した。

すると、ドクターから「あなたは、人に対して、ものすごく気をつかう人なんだね」とやわらかい口調で言われた。でも、私は気をつかっている自覚はなかったから、「自分では、そうは思っていないんですけど・・・」と答えた。そして「去年、重荷を感じさせたのか、人と縁を切るということもあって、やっぱり人は自分のことが大事だから、何ていうか・・・そういう風に重荷になるが嫌で、話したくないです」と話した。

「そうかあ、そんなことがあったりしたのかあ。それはちょっと辛いよなあ。でも、今話せる人が居るんだね?」と聞かれ、「はい」と答えた。

それから、話題は自責・悲観の話に戻って、「何も変わってないんです。変わろうとか、変わりたいとかって思ってるけど、今これからどうしたらいいのか分からないです」と話していたら、私は何故か泣いていた(苦)。ぐえぐえ。

「全く変わってないっていうことは、無いんと違うじゃないかな?」と聞かれたけれど、私は「変わってないと思います・・・」と答えた。ドクターは、「変わるのって、簡単にすぐには変われないからね。戻ってくることもあると思う。だから、戻ってきても、ゆっくり、少しずつ変わっていけばいいと思うんだけどね」と言った。頷くしかなかった。

そして、ノートに書いたことを見て、話した。トレドミンが効いている感じがしない・効いているどころか、副作用(発汗・便秘・口の乾き)が目立ってきていること。すると、ドクターは「あーそれは、トレドミンからきてるかもしれないなあ・・・薬を変えてみようか」と言い、パソコンで薬を検索し始める。「ルボックスは、どうかな?」と聞かれ、「あの、ルボックスは全く効かないです; 副作用の吐き気しか出てこないです」と答えると、「うーん、そうかあ・・・」と困りながら、また探し、「じゃあ、これで」と言い、カチカチ決めているのを見たら、魔の薬が来た。絶対に飲みたくないと思っていた薬。その名も、ドグマチール

「あ、あの、その薬って、食欲が出るんじゃ・・・」と聞いてみると、逆に「う。何故それを知っているの?;」と聞かれ返してしまった。某巨大掲示板で調べ済みなんでーす、なんてことは言えないので、「いや、そういうのを人から聞いたことがあって」と答えておいた。「食欲が出たら、困るのかな?」と聞かれて、「え、はい・・・困ります。最近、食べたり食べなかったりで偏食なんですけど、食欲は出てほしくないです」と素直に言うと、「でも、試してみないと、ね」と念を押される形で、トレドミンからドグマチールに決定(心の中で絶叫した。苦笑)。

後々、携帯から調べてみたら、更に酷い結果が(副作用ね)。乳汁分泌、生理が来なくなる、とか。ひ、ひいいいい! マジで怖い。子供が居ないのに、乳汁分泌て! 食欲増進も怖いけれど、乳汁分泌だけは本当にこれだけは勘弁して・・・orz

そして、髪の毛を抜く癖について話したけれど(カウンセラーさんに話しときなさいって言われていたし)、「抜かないっていう時間を少しずつ延ばしていくことかなあ」としか言われなかった。それが出来ていたら今日も病院に来る前に髪の毛を抜いてないよ、という言葉は飲み込んだ(苦笑)。それが吉だ。

次の受診日は14日(11月)に決定、それから会計して、薬局に行って、薬手帳を忘れたことを伝えて、ドグマチールの副作用について聞きまくって(怖いので)、食欲増進は何とも言えないことが分かった。逆に減退してしまう人も居るらしい。減退なら別にいいけれど、増進だけは勘弁して欲しい。いちいち薬に対して注文が多いと、言わないで(半泣き)。

朝昼晩・ドグマチールと整腸剤、晩・メイラックス。これが新しい処方箋になった。グッバイ、トレドミン。正直、メイラックスも効いている気がしない。作用もなく、副作用もなく(?)という感じ。出来れば、違う薬に変えてほしい。今度、話してみよう。。

薬の量は、相変わらず少ない。少ない方が、薬を変えたり・量を減らしたりする時に、禁断症状みたいなのを起こさない(?)から、いいんだけどね。

ドグマチールさん、お願いだから・・・食欲増進と乳汁分泌だけは勘弁。お母さんに「副作用に、乳汁分泌があるんだよ」と話したら、超笑っていた。酷い母親だわ。

Yahoo! で、ドグマチールを検索をかけてみたので、その結果を引用枠に貼っておく。副作用さえなければ、それでいい。当たり前だけれども;

  • 主な作用
  • 中枢に作用して、胃壁の血液の流れをよくして、胃・十二指腸の粘膜の回復を助ける作用があります。さらに、うつ病ないしうつ状態の症状を改善する作用を併せもった薬です。
  • 副作用
  • 手のふるえ、よだれ、乳汁分泌、乳房の腫れ、口やのどの乾き、胸やけ、脱力感、物忘れ、いらだちなどが起こることがあります。まれに筋の強剛、嚥下困難、頻脈、血圧低下、発熱など悪性症候群の報告があります。併用で内分泌機能調節異常、錐体外路症状が発現しやすいものもありますから注意してください。