完全に逃避〜前編〜

火曜日、ゆっぽんに会いに行きました。その前に、会いに行った経緯みたいなものを少し書いてみましょう。

月曜日の夜は現実が痛くて悲しくて大泣きしながら、それに負けてしまって未遂をし、見事に(と言うべきなのだろうか)失敗してしまい、ゆっぽんにメールを送って、それから電話が掛かってきてそのまま話ながら、事の経緯を泣きながら話していました。なので、ゆっぽんには、私の話し声はとても聞き取り難かったと思います。。

色々と話した後、ゆっぽんが私のお母さんと電話で話をすることになりました。そして、私はお母さんとゆっぽんが話している間に、お風呂に逃げていました。何というか、お母さんの考えを聞くのが怖かったのと、お母さんを今までのように信じていいのか分からなくなってしまった、というのが逃げてしまった理由ですかね。た、多分。

お風呂に出てきてから、ゆっぽんからメールが送られてきていました。そのメールには、私には少し信じれないような内容が書かれていました。メールの内容を簡単にスパっと書くと、「お母さんは悪気がなくて、私のことが大好きで心配している」というとのことでした。じゃあ、「死ね」と言ったのは、いったい何だったのでしょうか?ひねくれていますかね、私は。

自分の頭の中で上手く整理をつけれないまま、その日は寝てしまいました。泣き過ぎて疲れていましたしね。。そして翌朝は、案の定・・・両目がぼんぼんに腫れ上がっていました。最悪です。

更に気分も落ち込んでいて、学校にも行きたくありませんでした。ゆっぽんにメールで「行きたくない」と送ったら、「無理しなくてもいいのよ」と返事が帰ってきました。でも、私が親に「行きたくない」と言っても、そんなことは全く聞き入れてもらえませんから、無駄なことなのです。。嫌がる身体と心を引き摺りながらも、とりあえず行くだけ行ってみました。そうして、学校の前に着いてみると怖くなってきてしまって、どうしても入ることが出来なくて、そのまま駅まで戻ってしまいました。「せっかく、目の前まで来たのに何で行けないんだろう・・・?」と思いながらも、自分の弱さに簡単に負けてしまうのです。こんな自分が大嫌いです。。

それから家にこっそりと帰って、二万五千円を財布に押し込み、必要なものをカバンに入れ、こっそりと帰ってきたことが分からないように証拠隠滅をして、家を出ました。名古屋に行くだけでも行ってみて、気分転換をしようと決めました。でも、もしも・・・ゆっぽんに会えるのであれば、会いたいと思っていました。そこで、ゆっぽんに連絡を取ってみたところ、「三時半か四時くらいになると思うけど、会えるよ」という嬉しくなる返答が返ってきたので、少し悩みましたが行くことに決めました。

三時半や四時半までには、まだ時間がたっぷりとあったので、KOOLのマイルドを探し(結局、名古屋駅のホームには無かった)、適当な時間の新幹線の切符を買い、新幹線の名古屋駅のホームへ向かいました。新幹線の名古屋駅のホームの売店には、KOOLのマイルドが売っていたので、100円ライターと一緒に買いました。実は、家にKOOLのマイルドやFKが有り余るほど、残っているのですが、家に忘れてきてしまったので、仕方がなく買うことにしました。今になって考えてみると、勿体無い出費でした。。煙草を二本だけ吸うために405円が飛んでいったのかと思うと、勿体無いことをしたなあと。まあ、いいですけれども。。

私が乗る新幹線が駅のホームに到着するまでに、まだまだ時間に余裕があったので、KOOL開封、一本だけ吸いました。KOOLから違う煙草に変えたいなあ、と思っているのですが、中々いいものに巡り合えていないので、相変わらずKOOLのマイルドのままです。一部(?)の男性には、KOOLは不評です。KOOLのメンソールは、良いです。ラッキーやマルボロのメンソは駄目です。本当に美味しくないですから(吸っている方、居たらごめんなさい。苦笑)。いつでも煙草はやめられますが、精神不安定になっている時に吸うというのが定番になっているので、まだ吸い続けるのだと思います。吸う本数は、とても少ないですけれども。でも、やめれる内に、やめてしまうのが一番いいのでしょうね。。

そんなこんなをしている内に、ホームに私が乗らなくてはならない新幹線が到着しました。喫煙席の指定席です。喫煙席を選んだ理由は、「禁煙席は絶対に煙草が吸えないけれど、喫煙席は吸うも吸わないも自由に出来るから」というものです。とても簡単なことですね。。

私が座った座席は、通路側でした。隣の窓側には、勉強が出来そうなおじさんサラリーマンが座っていらっしゃいました。そんなサラリーマンの横で私は、昼食を食べたり、寝ようと努力したり、煙草を一本だけ吸ったりしていました。寝ようとしていて、少し寝かけたところで、自分がサラリーマンの方に寄り掛かってしまっていることに気付いて、すぐさま体制を戻して、もう一度寝ようと努力していました。でも、微妙な眠気しかなかったので、浅い浅い睡眠しかとれませんでした。。

私が新横浜に着いても、だいぶ時間に余裕があったのですが、全く不安ではありませんでした。ゆっぽんに会える時間になるまでの間、某所のゲーセンでギターフリークスを何度もして時間を潰すことにしていたので、時間が余って暇になるという心配が全くなかったので、不安ではなかったのです。ギターフリークスの練習ですよ、練習。練習も必要です。カードを失くしてしまったので、ポイントも貯めたかったですし。。

行きの新幹線に乗っている時は、いつも時間があっという間に過ぎていくのですが、この日は何だかゆっくりと時間が流れているような感じでした。少し不思議な感覚でした。そういうこともありますよね。

いつもと違う感覚の中、新横浜の到着時間に近付いてきたので、座席から移動し、ドアの前で景色を眺めていました。先週の月曜日にも、この看板を見ただとかそういうことを思い出しながら、とても楽しみになってきました。そして、そんな気持ちと同時にまた違う気持ちも出てきていました。

横浜駅に新幹線が到着し、ドアがゆっくりと開きました。私はその気持ちに気付かないふりをしながら、駅のホームへ足を踏み入れました。

とても長くなりそうなので(この時点で、もう長いのですが)、前編と後編に分けてみました。。新横浜に到着後の詳しい話は、明日にさせてください。もう眠いのです(苦笑)。明日も朝早くに起きなくてはならないので。

では、皆様おやすみなさい。