Sちゃん日記5

Sちゃんに携帯電話から「Sちゃん日記4」を軽く見せたら、「うわ、めっちゃ書いてんなあ! 杏子先生、ほんま何か書きやー。誰も直木賞取れって言わへんから(笑)」と言われました。「ほな、今日もちゃんと日記書いときー(笑)」とも言われました(注:日記を読んでいません、Sちゃん本人は)。

さてさて。

今日はSちゃんと昼まで寝ていました。今週も夜勤のSちゃんです。「ほんまきっついわー・・・嫌やわあー・・・」と言って、うなだれるSちゃんでした。でも、わたしは朝になったら、Sちゃんが家に来てくれることがとてもうれしいので、こころの中では「夜勤よ、続け!」と思っています(笑)。ごめんなさい、Sちゃん。夜勤ではなくても、我が家から出勤してくれるそうですが。えへらへら。

どうしてわたしがここまで細かく書いているかというと、記録として残しておきたいのです。Sちゃんといっしょにいた日々の記録を鮮明に思い出せるように。という訳で、引き続き、細かく書きます! 長くなります。読みたい方は、頑張って読んでください。読みたくない方は、どうぞスルーしてください。

Sちゃんは昼間に自宅に帰っていきました。それから、「Sちゃん日記4」を時間詐欺して書いて、昼寝して、書き終えて・・・みたいな感じでした。16時にSちゃんがまた来ると言っていたので、待っていると、Sちゃんが来ないので、電話してみたら寝ていました・・・。電話してよかったです。

Sちゃんが来る前に、部屋中にリセッシュをまき散らしました。Sちゃんは喫煙者なのです。喫煙者だけれど、我が家が煙草の匂いになっているとかなり気にするので、リセッシュ攻撃。特に玄関とベッドをリセッシュ攻撃。

その後、着替えてセブンまで行って、Sちゃんを待ちつつ買い物をしました。買い物が終わったら、Sちゃんが駅に着いたということで、迎えに行きました。

Sちゃんと合流して、駅で少しぼけぼけして、やよい軒に行って、ごはんをご馳走になりました。いつもありがとう、Sちゃん。ふたりで食べるごはんはおいしいです。わたしは肉野菜炒め定食を食べました、もりもり。

メンタルヘルス的な会話をしつつ、昨日の問題行動についても話していました。今後、あういうことがあったら、必ず伝えることを約束しました。

お手々繋いで、我が家まで帰りました。

帰ってからはいちゃいちゃしていました(笑)。「だいぶ顔がすっきりしてきたなあ」と言われ、きょとんとしていると、「顔に影がなくなってきた」とも言われました。曇っている表情がなくなってきた、という意味だそうです。ただ、Sちゃんがお仕事に向かう時間を確認すると、不安そうな顔をするので、そこを少し笑われました。ちょっちでも長くいっしょにいたいじゃないですかっ。

ベッドの上でごろごろしながら、Sちゃんの子供の頃の武勇伝(友人たちと遊んでいた話)を聞きました。むちゃくちゃ面白かったです。でも、ここにはその話を再現して書けません。Sちゃんの口から聞かないと面白くないです。

それからはキスしまくりでした。Sちゃんとのキスは大好きです。どれだけキスしても飽きないというか、もっとしたくなります。キスの合間にまた面白い話を聞いたり、またキスしたり・・・いちゃついていました。でも、癒しの時間はあっという間に過ぎてしまって、Sちゃんを見送りに行く時間になってしまいました。

手を繋いで駅まで向かう道・・・わたしの口数が減ります、自然に。「寂しい?」と聞かれて、「うん、寂しい」と答えました。すると、笑顔で「でも他の人より少し幸せやろ? 毎日会ってるし」と言われ、「うん」と笑顔で短く返事をしました。その後、Sちゃんは「・・・今までひとりで悩んでたんやからな。今は俺がおるからな」と言いました。今思うと、涙が出てきそうです。こころに残る、あたたかい言葉です。この人に出会って、本当によかったなあと思います。

Sちゃんを駅まで送ると、何とSちゃんは19時半に我が家を出発せずに、20時に出発すれば、お仕事に間に合うことが分かりました。もっといっしょにいれたんじゃん、オーマイ! と思うか、次からはもっと長くいっしょにいられる、うひょう! と思うべきなのか、かなり迷うところです。思わず、「帰ろう」と言ってしまいました(笑)。20時に近かったから、「あかん(笑)」と言われましたが。ううう。

改札口まで見送って、いつもみたいにキスして、しばしお別れです。

明日の朝になったら、またSちゃんが帰ってきてくれます。